今後、三菱商事で挑戦したいことは?

データ分析に基づくサプライチェーンの最適化や、新規ビジネス創出に取り組みたいです。
三菱商事は、多様な産業領域において広範なネットワークとサプライチェーンを有し、各分野で豊富な知見と情報を蓄積しています。業種横断的に集積されたこれらのデータを有効活用することにより、産業全体の最適化が実現できると考えています。たとえば、サプライチェーンの最適化。総合商社として川上から川下まで幅広く事業を展開している点を活かし、最適化を進めることで、保管料や輸送費などのコスト削減のみならず、エネルギー効率の向上や炭素排出量の削減を通じた社会貢献にもつながると考えています。
また、異なる領域のデータを組み合わせた解析により、これまでは見過ごされがちだった市場のニーズや潜在パターンを抽出することが可能です。これらをもとに、新たな価値やサービスを提供する、従来の枠にとらわれない革新的なビジネスモデルの創出に挑戦したいです。さらに、三菱商事には各分野で活躍するスペシャリストがそろっているため、異なる産業・機能の連携を通じてシナジーを効果的に引き出すことができると考えています。
経歴
入社動機

小さいころからAIやマーケットに興味を持ち、海外での生活を通じてグローバルな仕事に憧れを抱いていました。また、自分の強みを活かして社会に貢献したいという思いもありました。三菱商事には、あらゆる産業分野における多くの知見や情報が蓄積されています。ここでなら、大学での研究や、前職である銀行での業務で培ったデータ分析スキルを活かして社会に貢献できると考えました。また、事業会社として人々の生活に直接的に貢献できることも魅力的でした。
入社前
幼稚園~小学校低学年
上海で幼少期を過ごす。海外での生活を通じて、グローバルな仕事への憧れが芽生える。
中・高時代
AIやダイナミックな金融市場に興味を抱く。理科も大好きで、全国の科学好きが競い合う『科学の甲子園』にも出場。
大学生時代
情報系を専攻。大学4年間でAIやビッグデータ解析などをテーマとした3件の研究プロジェクトに取り組み、国際学会で論文を発表。研究活動に加え、ロボコンへの参加や学生団体の立ち上げなど、幅広い活動に積極的に関わる。旅行が趣味で、国内ほぼすべての都道府県を探訪。
銀行員時代
新卒で銀行へ入行。支店研修を経て、デジタル系部署にて先端技術の研究開発に従事。その後、市場系部署へ異動。クオンツデータサイエンティストとして、AIや金融工学を活用し、有価証券の投資戦略立案や相場予測AIモデルの開発、大学機関との共同研究などに従事。
入社後

出向先での業務の様子。
- 2024年
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<国内/本店/事業投資>
入社。金属資源トレーディング本部配属。事業投資先の株主業務を担当。関係部署と連携しながら与信関連業務や事業投資先の経営プランの策定に携わり、事業投資のダイナミズムを実感する。また、部署内でDX案件を募集し、自らプログラムを作成することで、業務効率化を実施。
- 2025年
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<国内/事業投資先/トレーディング>
金属資源商品の先物取引を手掛ける事業投資先に出向。先物の価格変動や金属の需給動向の分析を通じ、刻一刻と変化するマーケットのスピード感を肌で感じながら、金融市場の奥深さに触れる。
仕事

仕事でやりがいを感じる瞬間

業務効率化に取り組み、同僚から感謝の言葉をかけられた瞬間です。
部署内には複雑かつ定型的なオペレーションが存在し、関係者が相当量の時間を費やしていました。この状況を受け、業務自動化やDX推進による効率化の可能性を探るべく、まずは同僚にDXへの興味・関心を持ってもらおうと部署内会議でAIを活用した業務改善事例を紹介。予想以上の反響を呼ぶことができました。
その後、上司の承認を得て、部署内でDX案件を募集。事業投資先の案件も含めた複数の業務効率化プロジェクトを実施しました。各業務の担当者と丁寧にヒアリングを重ね、業務内容を的確に把握した上で、作成したプロトタイプを業務担当者とすり合わせ、各業務に合ったツールを完成させました。
実際に完成したツールが業務に導入されると、同僚から「非常に便利になった。ありがとう!」という感謝の声が集まり、大きな達成感と喜びを実感しました。ありがたいことに、これらのツールは現在も現場で活用されています。
三菱商事での「いま」に活きる、これまでの“挑戦”
銀行勤務時代に、米国債のトレード戦略モデルの構築に挑戦しました。
当時、所属していた部署では有価証券投資を手がけていましたが、外債運用は経済指標や各国中央銀行の要人発言などで相場が大幅に変動するため、経験豊富なトレーダーでも安定した売買益の計上が難しいという課題がありました。こうした状況に対し、データ分析と数理的アプローチに基づくトレード戦略モデルの開発に取り組み、安定した売買益の計上を目指しました。開発自体の難易度も高いものでしたが、完成したモデルが採用され、実務に結びつくよう努めました。
開発に当たっては、現場のトレーダーに「どのような状況下でポジションを取りにくいか」や「モデルが出力するシグナルの頻度・タイミングの希望」などを丁寧にヒアリングし、事前調査を徹底しました。そのフィードバックを反映してモデルを設計し、モデル完成後もトレーダーと綿密に出力結果をすり合わせることで、現場からの信頼獲得に尽力しました。さらに、モデル採用に向けては、上席に納得してもらうため、説明の一貫性と論理性を重視しました。モデル構築の各段階で設定した仮説や分析結果を明確に示し、エビデンスに基づく説明に努めました。
現場の課題に愚直に向き合い、仮説検証を重ね、説得力をもって提示すること。このような、組織を動かすための一連のプロセスを体感できたことは、いまでも自分の基礎として活きていると感じます。
休日
休日の過ごし方

旅先で出会った鹿と戯れている様子
休日はあまり馴染みのない場所へ出かけることが多く、旅先での新たな体験や偶然出会った人々との交流から、新鮮な刺激を受けています。グルメも好きで、旅先で偶然見つけたお店や隠れた名店を訪ね、その土地ならではの味覚を堪能しています。趣味でプログラミングもしており、日常のふと気になったテーマについてプログラムコードを書いたりしています。

