社内複業で新たな体験を

私は入社3年目に社内公募制度を利用し、2つの部署を掛け持ちする“社内複業”を経験しました。本業とは別の兼業先として選んだのは、福島県会津若松市を拠点に新規事業のインキュベーションを行う部署。この選択をした理由は大きく2つあります。ひとつは、自分の中長期的なキャリアを見据えたときに必要になるスキルや経験、知見を主体的に獲得し、成長する機会になると考えたから。もうひとつは、観光やヘルスケア、教育、テクノロジーなど、モビリティ以外の産業知見に触れ、他業界でのプロフェッショナルとともに新規事業構想に取り組む経験を通じ、事業開発に貢献できると考えたからです。実際に、業界を横断して事業構想を練り、地域創生に向けてさまざまな地域やパートナーと連携しながら事業モデルを構想し、テクノロジーの社会実装に向けたユースケース検討を行ったことは、貴重な経験になりました。
三菱商事で事業をつくる魅力
三菱商事は、事業を展開する国や地域も、取り組む産業や事業モデルも、いずれも多様性のある組織です。その多様性に裏打ちされた「総合力」を生かして事業をつくる経験は、大きな魅力だと考えています。また、事業を短期的にはもちろん、中長期的にも成功させるべく、事業性に加えて社会的・環境的な観点からも検討する制度や文化が根付いています。「事業を成功させる」という目的のもと、熱い志を持った仲間とともに取り組めることは、大きな魅力のひとつだと感じています。
経歴
入社動機

いつか人生を振り返ったときに、少しでも社会に「良い差分」を残せたなら、「良い仕事をした」と胸を張れるのではないかと思いました。
デジタル化やAIの発展、脱炭素化など、社会や産業のニーズは多様化・複雑化しています。三菱商事は幅広い産業とともに、社会貢献にも資する持続可能なビジネスモデルを共創する会社。だからこそ、解決できる課題があると考えて入社しました。
入社前

大学時代のラクロス。FOという1対1でボール=攻守権を奪い合う職人的ポジションでプレーしていました。
生い立ち
東京で三人兄妹の長男として生まれる。
幼少期・小学生時代
幼少期から読書とゲームが大好きで、どちらも一度始めると止まらなくなるくらい集中できたが、夏休みの日記や植物の水やりは苦手だった。
中学生時代
小説や伝記などから歴史やSF、人文学にも興味が広がり、本やスマホを通じていろいろなジャンルの学びに明け暮れる。今でもWikipediaは大好きなサイトのひとつ。
高校生時代
良き先生や友人に恵まれ、勉強や弓道部の活動など充実した日々を送る。
大学生時代
経済学部に進学。ラクロスに取り組み、知力と体力と熱意にあふれる先輩や同期から刺激を受ける日々。そのときに尊敬していた先輩の一人が三菱商事に入社したことをきっかけに、総合商社で活躍する先輩たちの姿に憧れを持つ。
入社後

新規事業プロジェクトで提案した構想を深堀りするための、米国CES視察出張。
- 2021年
-
<国内/本店/トレーディング>
入社。自動車事業本部配属。南米市場の担当として、自動車トレーディングを担当。コロナ禍でのイレギュラー対応が頻発するも、常に変化し続ける環境で挑戦するビジネスの醍醐味を体感。ペルー・チリへの初出張では、東京での仕事の先に多くの暮らしがあることを強く実感。仕事一つひとつの重みを知る。
- 2023年
-
<国内/拠点/事業開発>
社内公募制度(Dual Career)を活用し、会津若松市のデジタルイノベーションセンターを兼務。地域の「現場」からイノベーションを起こす事業構想・開発を経験。
- 2023年
-
<国内/本店/事業開発>
所属グループ主催の新規事業・構想立案プロジェクトに参加し、若手のみの少人数チームでの事業構想に取り組む。2050年のグループとしてのあるべき姿を実現するための打ち手を、バックキャスティングで考えた。
- 2024年
-
<国内/本店/事業開発・事業投資>
新規事業・構想立案プロジェクトでの提案をきっかけにモビリティサービス本部に異動。モビリティサービス領域での新規事業を担当し、合弁会社設立・共同新規事業開発に向けたプロジェクトを推進。
- 2025年
-
<国内/事業会社/事業開発>
パートナー企業と、次世代モビリティサービスとEVを活用したエネルギー関連サービスを通じて地域課題に取り組む会社を立ち上げ、同社経営戦略部に出向し、持続可能な事業モデル構築に挑戦。
仕事

成長を感じた瞬間

初出張時にお世話になったお客様を東京でお出迎えしたときのベストショット。
入社1年目に、「受領した書類を確認し、上長に承認を受け、お客様に送る」という業務がありました。最初の頃は書類の何を確認するのか、どのように妥当性を評価・説明して上長に承認を受けるかというところばかり気にしていました。しかし、初出張でのお客様との時間を経て、自分がペーパーワーク的に取り組んでしまっていた仕事の先には多くの方の暮らしがあることを体感。自分の業務ひとつひとつの意義や重みを、より深く理解できるようになりました。
業務内容が変わったわけではありませんが、自分の業務の先にいる方々を想像し、「事業全体として何をすべきなのか」を自分ごととして主体的に考え、その一部として自分の業務を位置づけることができるようになったとき、成長を感じました。今でも「業務やタスク」ではなく「事業」に取り組むことができているか、常に自分に問いかけるよう意識しています。
応募を検討している方へのメッセージ
2010年代中盤、「2020年頃までに自動運転社会が実現して、ハンドルのない車が販売されるだろう」という予想をたびたび見かけました。中高生だった私は、将来のユーザーとして非常にワクワクした記憶があります。自動運転社会の到来にはもう少し時間がかかりそうですが、多くの方の努力によって技術的にも社会環境的にも日進月歩。条件付きながら無人走行を実現するプレイヤーや国・地域も登場しています。
ワクワクする世界を「実現する」側として取り組みたいと考えたとき、三菱商事はとても魅力的な環境だと思っています。「いつか、こんな世界が来たらいいな」と待つだけではなく、それを社会や環境への影響も考慮しながら事業として提案し、取り組む機会があるのは、三菱商事だからできる経験なのではないかと思います。
休日
休日の過ごし方
人生の「いつかやってみたいことリスト」を、毎年必ずひとつは達成するようにしています。仕事以外には「シルクロードを旅してみたい」「南国のビーチでサンセットを見てみたい」といった旅行系や、「露天風呂で日本酒を飲んでみたい」「離島でゆっくり釣りをしてみたい」といった体験に関するものが多いです。今年は「自然に囲まれた環境で電子機器を使わない時間を過ごしてみる」に挑戦すべく、東北地方の渓流を訪れる計画を立てています。

