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目の前と未来。
どちらからも目を離さない、
自分らしい両立のかたち。

Marina

モビリティグループ
いすゞ事業本部
Isuzu UTE Australia Pty Ltd. (出向)
東京都出身
総合職 新卒採用 2006年入社
※所属・プロフィールは取材当時のものです

自己紹介

三菱商事を志望したきっかけは、小学校の頃に旅行好きな両親に連れられてジャカルタやイスタンブールを訪れたこと。途上国開発やODAに興味を持ち、それが高じて三菱商事への入社につながりました。就活時は英語がまったく話せず、ちょっと不安もありましたが、まさか入社後に英語どころかポルトガル語まで習得に励むことになるとは、当時は思いもよりませんでした。

入社後の3年間は、管理部研修生*として財務・経理の面から自動車事業を担当。その後、担当していた本部に異動し、英国・ブラジル・インドネシアの自動車ビジネスに携わりました。自動車メーカーへの出向や監査部への社内出向、人事部との兼務も経験し、多角的な視点を養うことができました。
*管理部研修生:入社後数年間、営業グループ内の財務・経理部門(管理部)で経験を積み、その後営業グループの部署に配属される制度。

現在は二児の母でもあり、キャリアとの両立にも積極的に取り組んでいます。

家庭との両立のための工夫と制度利用

第一子出産後の復職時、上司の一言で「言わないと伝わらない。誤解されることもある」と気づきました。それ以来、自分の状況や考えは上司や同僚に共有し、必要なときは素直に助けを求めるようにしています。家庭では「家族はチーム」と伝え、子どもたちにも役割を持ってもらいます(なかなかうまくはいきませんが)。夫婦間では役割分担を固定せず、状況に応じて柔軟に対応。「お願いしたことには文句を言わない」「感謝を伝える」というルールも、わが家の円滑な運営に一役買っています。

上司と相談しながら周囲に会議設定等の時間的な考慮をしてもらうことで、柔軟な働き方を実現できているのも大きな支えです。在宅勤務制度やフレックスタイム制、さまざまな育児支援制度に加え、育休中の説明会や経験者の話も不安の軽減に役立ちました。

何よりも大切にしているのは、「完璧にやること」ではなく、「その時々で最善を尽くすこと」。目の前のことに追われがちですが、自分の人生で大切にしたいこと、実現したいことを思い描くようにしています。キャリアも子育ても予測不能だからこそ、考える基準を変えて自身をアップデートしながら、自分らしい両立の形を築きたいと思っています。

経歴

入社動機

幼少期の経験から「いつか途上国の発展に関わる仕事がしたい」と漠然と思うようになりました。大学では都市開発や防災を学ぶ中で、ODAの枠組みにとどまらず、途上国が持続的に成長する仕組みをつくること、そして、社会にポジティブなインパクトを与えることに関心が深まっていきました。

当初は国際協力や開発支援を担う政府系機関も選択肢にありましたが、「やり方に縛られず、より自由な発想で社会に貢献したい」と考えるようになり、営利企業である総合商社に魅力を感じました。その中でも、多様な事業領域とグローバルなネットワークを持ち、挑戦のフィールドが広がっている三菱商事に惹かれて入社を決めました。

入社前

幼少期

両親と3歳上の兄がいる4人家族に育つ。母の実家がある岐阜の山あい、水道も通っていない自然豊かな環境でのびのびと過ごす。不動産広告の間取り図を見るのが好きで、ままごとの延長で将来は建築家になりたいと思っていた。

小学校低学年時代

ジャカルタとイスタンブールを訪れ、価値観が大きく変わる。高層ビルのすぐ隣にスラム街が広がり、自分より幼い子どもたちが日本語で物乞いをしている姿に衝撃を受け、「途上国開発」に関心を持つように。

中学・高校・大学時代

中高一貫の女子校に通い、自由な発想を持つ友人たちに刺激を受けて将来について考えるように。大学では体育会競走部(棒高跳)に所属。日焼けしすぎて家族に心配されるほど部活に打ち込む。ESに「〇〇大学のイシンバエワです」と書いたのを覚えています(笑)。

大学・就職活動時代

帰国子女の友人と海外旅行に行った際、言葉がほとんど話せないことで存在も気にかけてもらえない体験をしたことで、たとえ間違えても自分から発信する大切さを実感。ゼミでは「途上国開発×防災」をテーマに学び、自分はこの分野に関わりたいと再認識。多様な可能性に挑戦できる環境を求め、三菱商事を志望。

入社後

ブラジルのランニングチーム仲間とビーチ駅伝完走した時の様子

2006年

<国内/本店/コーポレート(財務・経理)>

入社。機械グループ(現モビリティグループ)に管理部研修生 として配属。上司から「若いころはスポンジだ」と言われ、業務に追われながらもさまざまなことを吸収する日々。

2009年

<国内/本店/事業投資>

在英国の自動車販売会社や販売金融会社など、複数の事業投資先の管理業務を担当。

2012年

<海外/研修派遣先/研修>

語学研修(ブラジル・ポルトアレグレ)1年間+実務研修(サンパウロ)3か月。多様な人種や文化を自然に受け入れる懐の深さに触れたことで、自分の中にもDE&I視点が生まれる。ホームステイ先の家族からは「あなたの存在で私たちの人生が豊かになった」、そして友人たちからは「日本人が皆、Marinaのようであることを願う」と言われたことは、今でも心に残っている。

ブラジルのランニングチーム仲間とビーチ駅伝完走した時の様子

2015年

<国内/事業投資先/トレーディング>

自動車メーカーの営業部門 中南米部へ出向。ブラジル向け輸出、販売管理、開発サポート、規制対応など、幅広く担当。

2019年

<国内/本店/トレーディング・コーポレート(人事)>

第一子を出産して復帰。女性活躍推進担当として人事部を兼務し、全社の立場、他グループ、経験者の意見、男性側の考えなど、幅広く俯瞰する視点を持つきっかけに。そのときの縁で、第二子出産後に監査部へ出向。

2024年

<国内/本店/事業投資・トレーディング>

自動車インドネシアMFTBCチームで、商用車ビジネスに従事。

2025年

<海外/事業投資先/事業経営>

豪州のIsuzu UTE Australia Pty Ltd.に出向。いすゞ自動車製SUV・ピックアップトラックの豪州向け販売を手掛け、同セグメントでのリーディングブランドとなるべく挑戦する同社で、IT・法務コンプライアンスを統括。全社の基幹システム刷新プロジェクトを推進。多様性を尊重する環境でキャリアを広げる。

仕事

記憶に残るこれまでの挑戦

メーカー出向時代に担当した、ブラジルでの自動車ビジネスです。一部モデルの現地生産化プロジェクトに携わったことが強く印象に残っています。現地生産によって期待される効果や、メーカーと現地販売会社、それぞれのメリット・デメリットを整理しながら、関係者と密に連携し、社内外の調整を進めていきました。

当初は、開発や生産技術の方々に相手にされないこともありました。けれど、何度も工場に足を運んで粘り強く対話を重ねる中で、徐々に協力的な関係を築くことができました。最終的にプロジェクトは採算の壁にぶつかって実現には至りませんでしたが、さまざまな関係者に働きかけて信頼関係を築き、事業の成功へと向かっていく過程は、自分にとって大きな挑戦でした。また、事業の現場で自ら“ドライバーズシート”に座り、主体的に意思決定に関わったことは、「事業の当事者」としての成長を後押しする経験となりました。

現在は当該事業から三菱商事は撤退していますが、当時の販売会社の経営陣とは今でも良好な関係が続いています。あの挑戦が、今の自分の礎になっていると感じています。

記憶に残る上司・先輩

 

英国事業を担当していた際、現地企業の子会社化に伴い、内部統制の整備が必要となりました。「ガバナンス」や「内部統制」といった概念が浸透する前の、1970年代に設立されていた地方企業で、業務可視化やプロセス整備に課題を抱えていたのです。現地から「英語堪能かつオペレーションに精通した人材」の派遣要請があったのですが、営業部に異動直後で英語も拙かった私は対象外。そんな私の「やってみたい」という熱意と、管理部時代の経験を買って、全力でサポートしてくれたのが当時のチームリーダーです。チームリーダーが関係者を説得した結果、私は長期出張という形でプロジェクトに参画できました。

プロジェクトとしても、個人的にも、苦労の連続でしたが、現地経営陣やスタッフと粘り強く対話を重ね、最終的には期日通りに対応を完了することができました。そのチームリーダーは立場に関係なく「言うべきことは伝える」という交渉力を持った人。その一方で、自分と自組織の成果にこだわるだけではなく、部下を守り育てる視点を常に持っていました。そんな上司のもとで働けたことは、私にとって本当にありがたい経験でしたし、このプロジェクトで得た経験と仲間は今でも大切にしています。

他にも、これまでのキャリアの中で多くの素晴らしい方々に出会い、支えていただいたことで、今の自分があります。私自身が、誰かにとってのそういった存在になれるよう、日々の仕事に向き合っています。

休日

休日の過ごし方

休日は子どもたち中心の生活です。晴れた日は公園で虫取りやピクニック、雨の日は折り紙や段ボールでお店屋さんごっこをしたり、にぎやかに過ごしています。正直なところ、やりたいことはたくさんありますが、できていないことに目を向けるのではなく、今しかできないこと、今だからこそ楽しめることを子どもたちと一緒に満喫するよう心掛けています。