メーカー、コンサル、スタートアップ……多彩な経験があるからこそ見える、三菱商事の魅力

メーカーでは、営業・開発・製造など、現場の泥臭さに向き合いながらものづくりの厳しさとやりがいを学びました。コンサルでは、緻密なロジックや冷静な分析があったとしても、いざ実際の現場に出てみると、「合理」だけでは動かない「情理」の壁に何度も直面しました。そしてスタートアップでは、意思決定と実行が一体となったスピード感の中、自分で決め、自分で動くという責任と面白さを感じました。
こうした経験を経て感じる三菱商事の魅力は、大きく3つあります。
第一に、事業経営を担う人材の育成に本気で向き合うカルチャーがあること。国内外の現場で修羅場を乗り越えてきた組織経営のプロがすぐそばにいて、伴走者として、時に厳しく、時に温かく導いてくれる環境があります。
第二に、挑戦のステージがとにかく広いこと。グループ会社やジョイント・ベンチャー(合弁会社)、事業投資先など、事業経営の現場に関わる機会が豊富で、個々人の意欲・能力に応じて年齢や在籍年数にとらわれず組織経営を任せる懐の深さがあります。
第三に、当事者意識のスケールが圧倒的に大きいこと。業界の構造を変え、社会の仕組みを変革したいという視座を多くの社員が当たり前に持ち、それを口先ではなく、行動で示している。その姿勢に強く惹かれました。
……ということで、三菱商事は単なる学びの場ではなく、変革の当事者として向き合う場だと思っています。それこそが、ここで働く魅力でもあると考えています。
DE&Iワーキンググループで取り組んだこと・得られたもの

三菱商事では以前から、育児支援制度や女性のキャリア形成支援など、働きやすい環境づくりが進められていました。しかし、社員一人ひとりの価値観や働き方がますます多様化する中で、組織としてもう一段階進化する必要がある——そんな思いのもと、2023年に「DE&Iワーキンググループ(DWG)」が発足しました。
DWGには各営業グループからも代表者が参加し、私は当時所属していた総合素材グループの代表として参加しました。
約半年間、週1回のペースで集まり、それ以外の時間でも社内外のさまざまな立場の人の声を聞きながら、「解決すべき課題は何か」「理想の姿とは何か」「どんな打ち手があるか」について、本音ベースでの議論を重ねました。通常業務と並行しての参加は大変な時もありましたが、それ以上に、グループや役職、世代の違いを超えて、役員を含めたメンバーと率直に向き合い、話し合う時間が楽しみでした。
私は三菱商事での経験年数が他のメンバーよりも浅かった分、むしろ客観的な視点で感じたことをそのまま伝えられたと思っています。しかもその声を、メンバー全員がとてもフラットに受け止めてくれた。それがとても印象的でした。
DWGで過ごした時間は、私にとって本当にかけがえのないものでした。会社や社員はどんなポテンシャルを秘めているのか。どうすればより多くの人が活躍できる組織になるのか。それを、どういう時間軸で進めていくべきか——そういったことを、立ち止まって考える貴重なきっかけになりました。何より、こうした議論を現場任せではなく、経営陣が本気で後押ししているという姿勢も感じられ、「この会社を一緒に変えていけるかもしれない」と思えた経験でした。
経歴
入社動機

大手総合電機メーカーで営業や経営企画を経験した後、コンサルティングファームやAIスタートアップなど、規模や業種の異なる組織で経験を積んできました。特に直近の2社では、外部からクライアントの課題解決や事業成長を支援する役割を担いました。けれど30代後半を迎えるにあたり、「もう一度、自らが主体となってビジネスを動かす立場に戻りたい」という思いが強くなったのです。これまでの多様な環境で得た視点やスキルを活かし、社会に対してより大きなインパクトを生み出せる場はないか。その模索の中で、三菱商事に出会いました。面接や社員の方々との対話を通じて、今まさに大きな変革期にあり、それに対して本気で取り組もうとしている人が多くいることに強く惹かれ、ここで挑戦したいと感じ、入社を決意しました。
入社前

弟と幼馴染と。(中央が私)
生い立ち
東北地方の田舎町で長男として生まれる。幼少期は近所の幼馴染や弟と原っぱや川を走り回って遊んでいた。家族では釣り、キャンプ、スキーなどアウトドアな遊びをすることが多かった。
小学生時代
特に記憶に残っているのはボーイスカウト活動。キャンプに行ったり、ロープワークなどのアウトドアスキルを身につけたり。東北規模・全国規模のキャンプ大会では全国の子どもたちとも楽しく交流できた。
中学・高校時代
中高通じてソフトテニス部で活動。高校時代、目標としていた団体戦メンバーにはなれなかったが、6年間やり切れて悔いはない。高校には、電車+自転車で1時間以上かけて通っていた。
大学時代
大学入学を機に新しいことを始めたいと考え、せっかくなら自分を鍛えようと初心者ながら空手道部に入部。厳しい練習の中で精神力・体力が鍛えられ、最終的には黒帯を取って団体戦レギュラーになることができ、日本武道館での試合にも出場。高校生の頃の自分では想像もできない大学生活だった。
大学卒業後
1社目:マーケティング支援会社にて、IT企業のマーケ支援施策の営業職を経験
2社目:総合電機メーカーにて国内の電力会社向けの発電所内機器の営業や、営業企画業務を経験
3社目:コンサルティングファームにて経営変革や新規事業開発等のプロジェクトを経験
4社目:AIスタートアップにてクライアント企業におけるDX/AIプロジェクトのマネジメントを経験
入社後

- 2021年
-
<国内/本店/事業開発>
入社。産業素材DXタスクフォース(現・マテリアルソリューショングループの産業素材DX部)で、事業投資先のDX推進を担当。これまで全く接点のなかった素材流通業界のことをイチから学び、多様なステークホルダーと関わりながら、デジタル×リアル変革の難しさ・やりがいを実感。
- 2023年
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<国内/本店/事業開発>
鉄鋼流通・加工業界に向けたDXプロダクト・サービス開発を推進。三菱商事が持つグローバルかつ多層的なネットワークを活用し、顧客企業はもちろん、官公庁や業界団体を含む多様なステークホルダーと協働。個別の課題解決にとどまらず、業界全体を巻き込んだ大規模な変革を事業として形にしていく、そのプロセスを通じ、三菱商事で働く醍醐味と、事業開発のダイナミズムを実感。
- 2024年
4月~現在 -
<国内/本店/事業開発>
同グループ内の次世代素材事業部に異動。未経験領域でのチームリーダーアサインとなり、三菱商事が挑戦を通じて人を育てる場であることを身をもって体感。チームメンバーに支えられながら、グローバル規模で資源循環を高度化するという、難易度は高いが社会的意義の大きい事業に取り組む中で、そのチャレンジに伴うやりがいと誇りを日々実感している。
仕事

記憶に残る上司・先輩

記憶に残っている上司は、現所属部の部長です。出会いはキャリア採用の一次面接。通常は聞かれないようなユニークな質問を次々に投げてきて、「面白い人だな」と強く印象に残りました。
無事に入社すると、その人がアドバイザー兼直属の上司に。最初にかけられた言葉が、「まずいろんな人と話してみて。そして、君がやることで一番価値が出ると思う仕事を考えてくれたら、俺はそれを応援するからさ。君ならやれるだろ?」。正直、面食らいました。というのも、ここは、入社前には “組織の三菱”とも聞いていた三菱商事。つまり、基本的には上の指示で動くのだろう、と勝手にイメージしていたからです。いい意味で期待が裏切られた瞬間でした。転職直後の緊張もその一言でほぐれ、「期待に応えなければ」とスイッチが入りました。
その後、異動があり別部門となったものの、縁あって再び、その部長の部下に。今また、一緒に仕事をしています。まったくの未経験領域を任されたわけなのですが、またも「やれるだろ?」と笑顔で背中を押され、入社から4年が経った今も、新しい挑戦を楽しめています。
休日
休日の過ごし方

息子と旅行先で
休日は家族と過ごす時間を大切にしています。妻と小学校低学年の息子との3人家族で、公園やゲームセンターで遊んだり、キャンプや釣り、旅行に出かけたりとアクティブに楽しんでいます。最近は息子が熱中しているベイブレードの大会によく参加していて、改造を工夫しながら親子で勝利を目指す時間が良い思い出になっています。子どもが生まれる前は夫婦で北アルプスの縦走登山をしていたので、いずれは息子とも挑戦したいと考えています。今しかできないことを、家族3人で思い切り楽しみたいと思っています。

